2010年10月19日 10:06
太陽光発電システムを設置するにあたり、皆さんやはり「パネルの変換効率」を気にされるようです。
折角だから変換効率がいいパネルを屋根いっぱいに設置したいというご意見をたくさん頂いております。
「太陽光発電システムは設置したいけど、もう少し待ったらもっと効率のいいパネルが出るんじゃないの」
これは設置を検討されたことがある人なら必ず考えることだと思います。
確かに各メーカーとも、より発電効率のいい商品をほぼ毎年発売しています。
「じゃあ変換効率はどこまで上がるの」
そんな疑問を解決してくれる記事が、太陽光発電に関するロードマップという新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の資料をわかりやすく表に直して掲載されていました。
この表には2050年までの太陽電池の変換効率目標が記載されています。
さて、これによるとシリコン系太陽電池の変換効率はもっとも性能の良いもので、2017年に変換効率を20%に到達させることを目標としているようです。
現状の変換効率はもっとも効率の良いもので17%台(2010年10月19日現在)なので、7年たっても3%上がるかどうかといったといった程度…
今設置して7年も経てば現状の発電効率で十分メリットを感じていただけると思います。
さらに、今は補助金+売電倍額買取があるため、7年後に確実に達成するかわからない変換効率のパネルの発売を待つよりもお得に設置できるんじゃないでしょうか
ちなみに記事によると、変換効率が40%を超える太陽電池が製品化されるのは2050年頃だそうです…
今20代の方でも60代…
確かに効率のいいパネルは魅力的ですが、そこまで待っている間に十分元が取れます。
それに、早く設置すればその分長い期間太陽光発電の恩恵を受けることが出来ますしね。
…と、いったいどのタイミングで設置に踏み切るのか非常に悩みどころですが、今年度の補助金申請は12月24日までの受付けとなってます
予算の関係から前倒しで終了する可能性もあるので、設置を検討されているかたはお早めにお問い合わせ下さい。
では今日はこの辺で