2009年06月20日
CO2濃度が過去最大…
こんにちは。最近メタボって言葉に妙に恐怖を覚え始めた、担当のトヨシです。
最近の記事がだらけすぎてたので、今日は少しまじめな話。
麻生首相は、2020年までの温室効果ガス排出削減目標を「05年比15%減」とし、現在Co2排出の少ない省エネ製品の買い替えに対するエコポイントの贈呈、エコカーに対する減税優遇を行っています。
地球温暖化の原因といわれている「Co2」ですが、最近発表された研究によると、先史時代の単細胞プランクトンに含まれる化学物質を調べたところ、過去200万年間で、大気中のCO2濃度が現在ほど上昇した時代はなかったことが判明したそうです。
最近やけに暑いと思ってたら、原因は腹の肉じゃなくて、Co2が大気中にどんどん増えてるからだったんですね
「続きから」記事の全文が見れますので、興味のある人はどうぞ
記事引用元 ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト

最近の記事がだらけすぎてたので、今日は少しまじめな話。
麻生首相は、2020年までの温室効果ガス排出削減目標を「05年比15%減」とし、現在Co2排出の少ない省エネ製品の買い替えに対するエコポイントの贈呈、エコカーに対する減税優遇を行っています。
地球温暖化の原因といわれている「Co2」ですが、最近発表された研究によると、先史時代の単細胞プランクトンに含まれる化学物質を調べたところ、過去200万年間で、大気中のCO2濃度が現在ほど上昇した時代はなかったことが判明したそうです。
最近やけに暑いと思ってたら、原因は腹の肉じゃなくて、Co2が大気中にどんどん増えてるからだったんですね

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記事引用元 ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト
以下引用----------------------------------------------------------------------
2009年6月に発表された研究によると、先史時代の単細胞プランクトンに含まれる化学物質を調べたところ、過去200万年間で、大気中のCO2濃度が現在ほど上昇した時代はなかったことが判明したという。
大気中の二酸化炭素濃度が急上昇すると地球温暖化が起こる。これは多くの気象学者たちの共通した見解だ。では実際のところ、気温はどの程度まで上昇し、気候パターンはどのような変化を見せるのだろうか。それを予測するには、過去、同じようにCO2濃度が急上昇した時期を特定し、当時と今とを比較調査してみる必要があるかもしれない。
しかし実際にはそれは非常に難しいようだ。新たな研究によれば、地球の歴史を200万年以上さかのぼってみても、これほどまでCO2濃度が上昇した時代はないというのである。
温室効果ガスであるCO2は自然発生するが、自動車や発電所で化石燃料が燃やされた場合でも大気中に放出される。
カリフォルニア州にあるローレンス・バークレー国立研究所で地球科学研究の指揮を執るドン・デパオロ氏は、第三者の視点で次のように解説する。「地質学的記録からは過去のCO2濃度を知ることはできないため、CO2が地球の地表温度に与える影響についてはよくわかっていない」。
現在の地球温暖化予測のほとんどは、比較的近い時代の一連の氷河期中におけるCO2濃度と気温変動に関するデータが元になっている。例えば氷床ボーリングでコア(氷柱)を掘削し、中に含まれている化学物質を年代順に調べると、CO2濃度の変動を5年間隔で確認することができる。ただし現在のところ、氷床コアは約80万年前の年代まで掘削されているに過ぎない。
しかし今回の研究を行ったチームは、有孔虫という単細胞プランクトンの化石に含まれる化学物質を調べることで、気候の記録を210万年前までさかのぼることに成功した。この方法では、氷床コアのように変動を小刻みに確認することはできないが、千年という大まかな間隔であればかなり正確な情報を得ることができる。
前出のデパオロ氏は、まだ研究成果を詳しく検討したわけではないが、報告された内容については強い感銘を受けているという。氷床コアとプランクトンがオーバーラップする時代は、両方から得られるCO2濃度は一致していた。したがって、氷床コアの限界以前の時代についても、プランクトンのデータは確度が高いと考えられる。
約85万年前に始まった比較的長期で厳しかった一連の氷河期は、CO2濃度の継続的な落ち込みによって引き起こされたという説がある。しかし、ニューヨークにあるコロンビア大学ラモント・ドハティー地球研究所の地球科学者、ベーベル・ホーニッシュ氏率いる研究チームはその説の反証を発見した。今回の研究の結果、氷河期に下降していたCO2濃度は、その後反発するように上昇していたことが確かめられた。過去210万年の間CO2濃度は変動し続けていたのである。
また、温暖期の平均CO2濃度は現在の平均より38%低かったことも判明した。つまり、過去210万年の歴史の中では現在ほどCO2濃度が高まったことはなく、地球温暖化の過去の事例を突き止めるには、さらに時代をさかのぼらなければならないということである。
この新たな目標へ向けて研究意欲を燃やすホーニッシュ氏は次のように話している。「約5500万年前、深海の水温が急に8度も上昇したことが地質学的な記録から明らかになっている。調査のターゲットはこの時代だ。現在の状況に最も近い可能性があるため、この時代の様子を知ることができれば私たちの未来もかなりの精度で予測できるに違いない」。
今回の研究成果は、19日発行の「Science」誌に掲載されている。
Photograph by Paul Zahl/NGS
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太陽光発電はCo2を排出しないエコな発電システムです。
太陽光発電の専門サイト「オレンジエコ」
2009年6月に発表された研究によると、先史時代の単細胞プランクトンに含まれる化学物質を調べたところ、過去200万年間で、大気中のCO2濃度が現在ほど上昇した時代はなかったことが判明したという。
大気中の二酸化炭素濃度が急上昇すると地球温暖化が起こる。これは多くの気象学者たちの共通した見解だ。では実際のところ、気温はどの程度まで上昇し、気候パターンはどのような変化を見せるのだろうか。それを予測するには、過去、同じようにCO2濃度が急上昇した時期を特定し、当時と今とを比較調査してみる必要があるかもしれない。
しかし実際にはそれは非常に難しいようだ。新たな研究によれば、地球の歴史を200万年以上さかのぼってみても、これほどまでCO2濃度が上昇した時代はないというのである。
温室効果ガスであるCO2は自然発生するが、自動車や発電所で化石燃料が燃やされた場合でも大気中に放出される。
カリフォルニア州にあるローレンス・バークレー国立研究所で地球科学研究の指揮を執るドン・デパオロ氏は、第三者の視点で次のように解説する。「地質学的記録からは過去のCO2濃度を知ることはできないため、CO2が地球の地表温度に与える影響についてはよくわかっていない」。
現在の地球温暖化予測のほとんどは、比較的近い時代の一連の氷河期中におけるCO2濃度と気温変動に関するデータが元になっている。例えば氷床ボーリングでコア(氷柱)を掘削し、中に含まれている化学物質を年代順に調べると、CO2濃度の変動を5年間隔で確認することができる。ただし現在のところ、氷床コアは約80万年前の年代まで掘削されているに過ぎない。
しかし今回の研究を行ったチームは、有孔虫という単細胞プランクトンの化石に含まれる化学物質を調べることで、気候の記録を210万年前までさかのぼることに成功した。この方法では、氷床コアのように変動を小刻みに確認することはできないが、千年という大まかな間隔であればかなり正確な情報を得ることができる。
前出のデパオロ氏は、まだ研究成果を詳しく検討したわけではないが、報告された内容については強い感銘を受けているという。氷床コアとプランクトンがオーバーラップする時代は、両方から得られるCO2濃度は一致していた。したがって、氷床コアの限界以前の時代についても、プランクトンのデータは確度が高いと考えられる。
約85万年前に始まった比較的長期で厳しかった一連の氷河期は、CO2濃度の継続的な落ち込みによって引き起こされたという説がある。しかし、ニューヨークにあるコロンビア大学ラモント・ドハティー地球研究所の地球科学者、ベーベル・ホーニッシュ氏率いる研究チームはその説の反証を発見した。今回の研究の結果、氷河期に下降していたCO2濃度は、その後反発するように上昇していたことが確かめられた。過去210万年の間CO2濃度は変動し続けていたのである。
また、温暖期の平均CO2濃度は現在の平均より38%低かったことも判明した。つまり、過去210万年の歴史の中では現在ほどCO2濃度が高まったことはなく、地球温暖化の過去の事例を突き止めるには、さらに時代をさかのぼらなければならないということである。
この新たな目標へ向けて研究意欲を燃やすホーニッシュ氏は次のように話している。「約5500万年前、深海の水温が急に8度も上昇したことが地質学的な記録から明らかになっている。調査のターゲットはこの時代だ。現在の状況に最も近い可能性があるため、この時代の様子を知ることができれば私たちの未来もかなりの精度で予測できるに違いない」。
今回の研究成果は、19日発行の「Science」誌に掲載されている。
Photograph by Paul Zahl/NGS
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太陽光発電の専門サイト「オレンジエコ」
Posted by オレンジエコ at 13:52│Comments(0)
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